はじめに
こんにちは!ケンです。
S22で最終順位3桁を達成しました。
※この記事を書く意義ですが(長くなります)、
私は今回のルールがほんっっとうに嫌でした。
先月も同ルールにミュウツーでチャレンジしたものの、マスボに上がるのがやっと。
ダイマがあれば、耐久が2倍になるし怯みの心配もないので行動が保証される。その間にバフデバフを重ねて確度高く試合を組み立てることができたのに……。
なんというか、試合の組み立て方が分からず、今までの価値観が通用しないことにモヤモヤを感じていました。
また、禁伝ルールも「推しとその囲い」のような構図が窮屈で、あんまり好きじゃありませんでした。
一方でプライベートの方も、最近2歳の娘の妹が誕生したため、
仕事→夕飯→娘二人の入浴→上の子の歯磨き&ヘアドライ&遊び相手→下の子の抱っこでの寝かしつけ→食器洗い→上の子の衣類の汚れ落とし→部屋の片付け
までがルーティン化。深夜にバテた頭で1hポケモンできれば上等、という状態でしたが、何とか数日に1回ほどのペースで続けていました。
そんなこんなである日、ミュウツーの大文字がザシアンに2回連続で外れてしまいました。ポケ勢なら慣れ親しんだ確率のできごとですが、その日の自分は
「あーなんか……もう疲れた」
と降参を押し、ベッドで眠り、そこから数日ポケモンのことを何も考えなくなりました。TwitterもYouTubeもDiscordもポケ徹もポケマネも開かない日々……。
そんな日々が数日過ぎたのですが、なんと嘘みたいに快適な日々でした!
頭が冴え、気持ちが前向きで、やらなきゃいけないことがポンポン進む。超気持ちいい!(古い)
「趣味であるはずのポケモンをやらないことが最高の気分転換」という、なんともアイロニーに富んだ体験をしました(ポケ勢にはよくあること?)
気分転換の結果、ある日またふつふつとポケモン欲が湧いてきました。同時に
「ミュウツー以外の禁伝も使ってみたら?」
「ダイマなしも禁伝ありも、今後ポケモン続けるなら慣れ得では?」
「上手い人の動画や負けた相手を参考にしてみたら?」
など生産的な自分へのアドバイスが次々と浮かび、結果、ミュウツーは秒でボックスに帰ってもらい(いつか逆襲されそう)、使いやすそうなムゲンダイナを選択。コンセプトだけざっくりと決めて並びを完成させました。
…………とまぁ今回は、ランクバトル参戦までに多少の葛藤があったので、
過去の自分の結果と比べると奮わないものの、自分を褒めてあげたいと思い、書くことにしました。笑
(長くてスミマセン)
とまぁ、パーティー自体は何となくで組んだものなので、
これをたたき台にガシガシ改良していくつもりです。
来期は、最近何となく意識しつつも避けてきた、最終2桁を取りたいです。
コンセプト
・禁伝枠はムゲンダイナ
冒頭でも書きましたが、今回のルールをうまくやっていける自信がなかったので、
ネガティブですが下記に該当しないポケモンを求めました。
・メジャー一般枠ポケモンからのダメージが痛い(=草、炎、水、悪、電気が弱点)
・単体だとメジャーな禁伝に一方的に倒される(=キュレム、 白バド、ゼクロム等)
・明確なメタが用意されている(=カイオーガ、ザシアン、 黒バド、ゼルネアス)
ホウオウ、ディアルガ、レシラム、ムゲンダイナを候補に絞り、
中でも火力も素早さも高いことで一般枠にマウントを取られにくいムゲンダイナを選択しました。
・炎水草を入れる
ポケモンの基本はこれかなーとラフに決めました。
・ゴリランダー&ゴリランダーに縛られない
ゴリランダーが強いと感じていたので、自身でも使いたいし、 使われて苦労したくないと思いました。
よって、草タイプ枠はゴリランダー、 水タイプ枠は草弱点ではないポケモンにしました。
・威嚇に強い&威嚇は入れない
トップメタのザシアンやゴリランダーに威嚇が有効なので増えると思い、なるべく威嚇が効かないメンツを揃えました。
こちらから威嚇を使うのは、ムゲンダイナが火力控え目なので、負けん気や勝ち気のトリガーを引いてしまうと押し切られることを嫌い不採用としました。
・トップメタ禁伝への打点を確保
状況さえ作れれば一方的に倒せるよう、カイオーガにはゴリランダー、ザシアンにはスカーフエンテイ、 黒バドには悪ウーラオスを用意した。
パーティー概要
勝率は、マスボ7000位くらいから始めて、20勝/28戦くらいでした。
パーティー詳細
・ムゲンダイナ
型は、Hを少し削ったチョッキゴリランダーや無振り化身ランドロスを一撃で倒せるよう球控え目CS。
技は、オーソドックスな4つ。 火力も耐久も素早さも使いやすかった。
動きとしては、裏のポケモンを通すために、 序盤から耐久耐性を活かして雑に一匹を削りor倒すことが多かっ た。
ミリ耐えを削りきることができる範囲技持ちと組み合わせると強いかも。
・ゴリランダー
炎水草の草タイプ枠。
型は、ゴリラ猫合戦に勝てるようSを高めに設定した、カイオーガに強めなチョッキ型。
技は、アマージョ横のカイオーガを倒せるドラムアタックを含めたオーソドックスな4つ。
ムゲンダイナの球ダメを緩和したり、ミリ耐えした相手を縛ったり、猫だましで対面操作をしたりとやっぱり強かった。
・オニシズクモ
炎水草の水タイプ枠。
ゴリランダーに縛られない水タイプとして選択。
グラスフィールドを消せるカプレヒレや、飛行タイプのペリッパ―やギャラドスと迷ったが、
見た目がかっこいい点、ランドロスに弱点を突かれない点からオニシズクモにした。
型は、 水技を打ちたい相手にガオガエンやランドロスが威嚇持ちのため、
物理タイプ全般相手に火傷の上振れが期待できる熱湯軸の特殊型にした。
技は、熱湯、S操作が足りないので凍える風、 役に立ちそうなワイドガード、守る。
高めの耐久と、草タイプに縛られない高火力熱湯がひたすら強かった。
ただ、対グラードンが重い点を鑑みるとペリッパ― の方がよかったかも。
・エンテイ
炎水草の炎タイプ枠。
猫だましや威嚇が効かずザシアンを縛れる性能はシンプルながら強力だった。
型はザシアンに上を取れるASスカーフ。
技は、命中安定のフレドラ、ゼルネアス対策のバクア、黒バド対策の噛み砕く、対ガエンガモスへのエッジ。
使用感はイマイチで、というのも順位帯からかザシアンとほとんど当たらず、想像ほどの活躍はさせられなかった。
また、ゼルネアスとバドレックスにも対抗させたかったが、スカーフにしたことで逆に扱いづらかった(ガオガエンとコジョンドに対してバグアを打ち続けざるを得ない、等)。
要改善。耐久振りのが強い?ウルガモスのが強い?
・悪ウーラオス
困ったときのアタッカー。
型はタスキAS、技はいつもの。
ムゲンダイナが苦手なエスパータイプや氷タイプに対してシンプルに強かった。
ムゲンダイナの技でミリ耐えした相手を縛れる不意打ちも相性良かった。
・レジエレキ
困ったときのアタッカーその2。
型は、水流連打を耐えるbを確保したbCs。
技は、安定の10万ボルト&エレキネット&まもる、エンテイグラードンが辛かったので雨乞い。
無難に強かったが、サイクルに参加させられない点で選出しにくかった。
要改善。雨乞いはあまりうまく機能せず、Sを削ったが故にミラーで上を取られるのがキツかった。電気打点は必ずしも要るわけではないから、追い風とかのほうがいい?
選出
特に決められておらず、その場で考えて選びました。
選ぶ際の基準は、
・ムゲンダイナが一撃で倒されそうなポケモンがいるならムゲンダイナは後発、それ以外は先発
・ゴリランダーorオニシズクモ先発をまず検討(先発でない方を後発に置くと動きやすい)
・相手の禁伝に有利なポケモンは2匹選出
おわりに
振り返ったら、やっぱりポケモンってメンタル大事だな……というのが、今期の結論ですw
苦手意識が強かったルールですが、少し好きになれてよかったです。食わず嫌いは良くない。
対戦はなんとなく勝てちゃっていたので、早めに壁にぶつかって軌道修正したいです。
とまぁ、あんまり参考にならない内容になっちゃいましたが、読んでくださってありがとうございます。
来期は最終2桁狙うので、どうか温かく見守ったりください。パーティーやプレイングへのアドバイス、いつでも貰えたら嬉しいです。
ではでは!