こんにちは!ケンです。
S12ダブルでも、前期に引き続き最終順位3桁以内に入れました!
準伝環境でもまっさらな状態からパーティーを上手く組めたので、そのプロセスを整理する目的で記事を書きました。
少しでも誰かの参考になればうれしいです。
パーティー概要
上振れ要素が多めのダイアークビートです。
最終順位363位・レート1832
このパーティーにしてからの勝率は74%(20戦/27戦)でした。
パーティーレシピ
シングルバトルの強者、いろはさんのタイプ補完がきれいなパーティーが好きで、今回は「タイプ補完をきれいに組む」をテーマにしました。
具体的には、ポケ徹のタイプバランスチェッカーを参考にパーティーを組んでみました。
※下記みんな大好きポケ徹
①コンセプトを決める
自分の性格にあったパーティーが欲しいと思い、まずはコンセプトを決めました。
下記の2つがなんとなく自分の好きなパーティーの条件でした。
・自分の火力を上げor相手の耐久を下げながら殴れる(
・トリルは入れない(S厳選が面倒、挑発ケアできない、運ゲを押し付けられたくない)
②エースを探す
次に、コンセプトを体現できるエースとなるポケモンを探しました。
エースには、
・ダイホロウ、ダイアーク、ダイナックル、ダイアシッドが一致
・ビーストブースト系特性
今回は、一致技に無効がなく、自身でSを上げられ、
③適当に使って慣れてみる&環境把握
入りの強そうなパーティーをネットで拾い、
※勝率は5割くらいでした。
④経験則を列挙
今までの経験から、2つのポイントに気をつけました。
(1)環境ポケモンへの対策は複数入れる
今までは、AはA'で対策、と1匹に任せていたのですが、A'
※例:対策にを入れたが、同じパーティーにがいると怖くて出せない
具体的には、上記の環境ポケモンに自然と強くなるよう、
・電気耐性
・鋼耐性
・氷耐性
・地面無効
・特殊型
・S逆転ギミック
※地面だけ無効なのは、後述しますがダイアースのダメージ以上にDアップが辛かったからです。
(2)先発でも後発でも出せるポケモンにする
例えば、相手のパーティーがトリルとダイジェットの2プラン用意してそうな場合、初手で出し負けることがあると思います。
その場合、僕は初手に出したポケモンを後ろに下げてリカバリーを試みるのですが、戦いの終盤に初手で下げたポケモンが為す術なくやられてしまうのが悩みでした。
※特にラスト1匹のやが強い。。
この反省を活かすため、先発後発どちらでもある程度戦えるポケモンを選ぼうと考えました。
⑤負けパターンを回避できるポケモンを入れる
試運転の際、下記2つの負けパターンが多かったので、
・に上からマウントを取られ続けて負け
・などの高耐久エースがダイアースして横も高耐久になり負け
に対しては、二匹のポケモンでS操作して対策しようと考えました。
具体的には、複数匹のSを操作できる技として、エレキネット、
一匹は、抜きがmustと考え、
候補はたくさんいましたが、に弱くなく、終盤でも活躍しそうなを選びました。
※やが目に留まったものの、
※ぶっちゃけの弱保を能動的に発動させられたら面白そう!と考え、上から妖精の風を使えることが決め手でした(結果的にそんな余裕はなかったです)
もう一匹は、追い風を覚え、地面無効で、の技を一発耐え、ある程度殴れるを選びました。
※この辺は候補がたくさんいますが、割と好みで選びました。
に対しては、氷鋼に耐性があって地面無効なポケモン。
ポケ徹で検索し、候補であるで悩み、に強いバンギラスや、の不意のダイロックへの耐性を重視しを選びました。
⑥タイプ補完がとれるポケモンを入れる
ここまでで、いったんパーティーのタイプバランスを確認しました。
5匹目は、ここまでの4匹で半減できない毒岩フェアリーを半減できるポケモンを探しました。
環境ポケモンのへの打点がなく、への抵抗も多いほうが良いと思ったので、ダイスチルを一致で撃て、電気半減で、尚かつ単体で抜き性能も高いを選びました。
ここで再度タイプバランスをチェック。
6匹目は、鋼電気に弱点がつけないと出てきたので、
せっかく味方がたくさん浮いているので、地震を撃てて、
最終チェック。
一貫もなく、いい感じ!
このパーティーでランクバトルに挑みました。
⑦微調整
数十戦して感じたのは、が思ったほど活躍させられないということ。
具体的には、がエレキフィールドで強化されてしまう
そこで、に厚くするため、代わりとしてこごかぜを撃てるポケモンを検討しました。
のSラインが下がってきてそうだったので、スカーフ込みで
結果、一致でこごかぜでき、終盤とも戦えるを選びました。
タイプ補完も上手く取れているのを確認し、
対環境ポケモン要素を満たしていることを確認し、
・電気抵抗→3匹(うち1匹避雷針)
・鋼抵抗→2匹
・氷抵抗→2匹
・地面無効→3匹
・特殊型→4匹
・S逆転ギミック→4つ(こごかぜ、追い風、ダイジェット×2)
パーティー完成!
個別紹介
ガラルファイヤー
エース。かっこいい。調整はS+2で最速抜き、厚めにH、残りC。
ダイマしてもしなくても強かった。
とDダウンを共有できるのがシンプルに強かった。
初手で無視されそうなときなど、しれっと悪巧みを積めるかが肝だと感じた。
怯みで無限の勝ち筋を生んでくれた、上振れ要素その1。
アローラキュウコン
最速CSスカーフ。かわいい。
序盤のS操作の肝であり、終盤のお掃除役もこなせる優等生だった。
のインファイトやの奇跡の種グラススライダーは耐える。
吹雪で上から理不尽に凍らせるのが強かった(19%でどちらかが凍る)。
上振れ要素その2。
ラティアス
のダイジェット確定耐え、DSチョッキを確1、最速。かわいい。
意識で冷凍ビーム、意識で10万ボルトをチョイス。ここはお好み。
と組んでSで有利を取ったり、と追い風地震で暴れたり、とダイアークビートしたり、晴れパに時間稼ぎしたり……と、マルチな活躍をしてくれた。
ナモのみはに一矢報いるために入れた。あることで勝てた試合もあったが、他でも良いかもしれない。
困ったときにダイバーンでビートダウンすることもあった。
ウォッシュロトム
ボックスにいた昔々のスカーフ個体。H振りで、より遅いことが大切。
より早く動けたおかげで勝てた試合がいくつかあったので、S振りで良かったと思う。
この子もしれっと悪巧みを積むことを意識した。
裏から出てきてダイアースを透かしたり、悪巧みで攻撃が集めたところで守ったり、トリル相手に圧を掛けながら時間稼ぎをしたり、トリルエースと殴り合ったり、砂パを蹂躙したり……と八面六臂の大活躍。
の追い風でSを補ったり、の地震を気にせず殴ったり、とダイアークビートしたり、と横の並びも悪くなく、選出しやすかった。
カミツルギ
もう一匹のダイジェッター。最低限の技を耐えられるようチョッキDS。
初手からと殴り合う、を削る、が主な役割。
のS操作のあと、ダイナックルやダイジェットでを強化しながら戦うのが気持ちよかった。裏から出てきたをダイナックル+岩雪崩で何度も出オチさせた。
を初手に出すがダイマしないかもしれない、という場合の後発ダイマも何回かあった。
自己主張が強い種族値だが、意外と周りを強化するサポート的な役割が多く、ギャップでなんかちょっと好きになった。
ドサイドン
のインファイトの乱数が動くので、HではなくBに6振り(12.5%→6.25%)。
この子を出オチさせないゲームプランが組めたら選出していた。選出できたら大体勝てていた。
周りのサポートを手厚く受けながら岩雪崩、地震を連打する。
特に岩雪崩の通りがよく、威嚇を入れに来たやこごかぜで削ったを、横に削りを入れながら倒してくれた。
地震は3体が浮いているので安心して使える場面が多かった。
避雷針の活躍は多く、を狙ったの不意のダイサンダーやの10万ボルトを吸い、出すだけで有利盤面を作ってくれた。
冷凍パンチは対策。10万馬力はほぼ使わず、岩石砲でもよかったかもしれない。
怯みで無限の勝ち筋を生んでくれた、上振れ要因その3。
選出メモ
入り(トリルなし)
→(+)
こごかぜ+追い風で上を取り、裏のの雪崩でマウントを取る。
入り(トリルあり)
→(+)
裏は、ボルチェンしながらが逃げるのをケアし、ダイアースを透かせるように。
or入り
→
こごかぜ+悪巧み。追い風+
入り
→
ダイホロウを受けられないので、吹雪+ダイアークで倒す。
晴れパ
→(+)
悪巧みを積み、を地味に削りながらトリルを枯らす。
(+or)
→
トリルさせない。をダイナックル+10万馬力で倒す。
→
トリルされる。をダイスチルと悪巧みで強化して殴る。
→
トリルされる。悪巧みを積めた方がダイマするのが多かった。
最後に
タイプ補完がきれいで、なおかつ自分好みな前のめりなパーティーが組めて、個人的にとてもうれしいです!
S13は、おそらく多様化が進みメタが読みづらくなるので、効率よくメタを検知できる方法を探し、同時にパーティーを組むスキルを磨いていきたいです。
以上、長文のご拝読ありがとうございました。
よければフレ戦や雑談など、気軽にしましょ!
ではでは!